2023/5/12 練習の質を上げよう!

こんにちは😊

風薫る5月となりましたね🍃

GWも明け、皆さま新生活にも少しずつ慣れてこられたでしょうか?

 

 

今日は、練習をいかに短時間で効率よく、確実に自分のものにするか、

という点について、私の経験も踏まえて少しお話しします。

 

①まず大前提として、練習は毎日しましょう。

特に、小さなお子さんは、朝起きてすぐや、幼稚園や学校から帰ってすぐなど、

毎日時間を決めて、おうちに帰ったら手を洗うのと同じように、練習を習慣にすることから始めましょう。

 

例え調子が悪くても、そういう時に自分がどんな肉体的・精神的状態か、

そうするとどういう音が出るか、あるいは出せないか、などを知っておくことは、

本番で緊張した時などにも顕れやすい現象ですので、経験値として非常に重要です。

 

②今日の調子が分かったら、練習のポイントを自分で決めます。

・例えば、レガートがうまくできない場合は、ゆっくり音を途切れさせない練習を重点的にやります。

出来てきたら、全体的なバランスの中でもそれが出来るか、という次のステップに進みましょう。

・譜読み中だけど、ちょっと疲れている時は、音の流れを身体に覚えさせることに集中してみる。

イメージとしては、音の響き方や、ハーモニーの流れを身体中で聴く感じです。

音に身を委ねる感じ、と言っても良いかもしれません。

 

③ポイントを決めたら、それがどの程度まで出来れば今日のゴールなのかを、大体決めておきます。

目標まで出来なくても、少しずつやれば、今日は目標のこれくらいまで出来た、と感覚的に分かってくると思います。

初めのうちは、練習方法が間違っていないか、先生に確認しながら進める方が良いかもしれません。

 

こんな感じで、毎日少しずつ練習を積み重ねていくと、

次第に集中してやったポイント以外の要素も、例えば「ここはバスとのバランスが悪いな」とか、

取り出し練習では出来たつもりでも、両手で通したらまだまだ出来ていないな、とか、

全体の「粗」が見えてくるので、さらにそこを細かく深く練習していく、ということを繰り返していきます。

 

④そしてレッスンでは、先生が今の状態を見て、どこをどうすればもっと良くなるか、

その為にはどんな練習をすれば良いか、などを教えてくださると思いますので、

おうちに帰ったら、そこから練習してみましょう。

注意されていなくても、自分で気になるところは納得いくまで練習しましょう。

 

この様に少しずつ段階を踏んで、一つの作品を仕上げていきます。

 

本番前のより一層の仕上げについては、また改めて記事に出来たら、と思います。

 

色々と忙しい現代人の私たちですが、工夫次第で同じ15分でも、中身を濃くすることは可能だと思います。

ぜひ、その時間は音楽と心置きなく向き合って、彩り豊かな毎日にしていきましょう💐

Contact

レッスンに関するご質問やご相談、体験レッスンの
ご予約は、お気軽にこちらからご連絡ください。
お一人おひとりに合ったレッスンプランを
ご提案させていただきます。
お待ちしております。